実はハードルの低いイタリア旅行!!滞在費は意外と安い?その実態!!イタリア旅行2日目~イタリア人のドライブテクニックに驚き~

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こんにちは!! S.Aです。
今回は昨年のイタリア旅行の2日目について書いていきます。
1日目は、さまざまなトラブルに見舞われましたが、2日目はいかに?

1.ローマからナポリへ ~イタリア人の自由な運転に慣れるまで~

2日目は、旅の最終目的地であるアマルフィへの移動です。
走行距離は約300kmです。
道中には、有名な都市のナポリがあります。

ナポリと言えば、ナポリピッツァやナポリジャケットが有名ですよね?
また、近くには歴史で有名な古代都市のポンペイと噴火したヴェスヴィオ火山があります。
スパゲッティのナポリタンはナポリではなく、日本発祥なのは有名な話ですね。
ちなみに、ナポリタンの発想は私の地元の神奈川県という説を聞いたことがあります・・・

色々と観光的な部分でも魅力的な都市ですが、今回は時間の都合上、素通りとなりました。

ローマからナポリへの道のりは、ローマから有料高速道路、下道の場合は西海岸沿いの道路を走って行きます。
運転が趣味の変態は行きのローマ→アマルフィを下道、帰りのアマルフィ→ローマを高速道路にしました。

理由は、行きでGoogleマップに従ったら、まぁまぁ大変な目にあったからです。(笑)

さて、ローマのホテルを出発し、まずはGoogleマップをナビにして西海岸に向かって走って行きます。

前日の運転でなんとなく、右車線やシフトレバーには慣れていましたが、唯一慣れていないことがあります。

それは、車線の数が分からないこと・・・

私の眼には片側1車線にしか見えないのですが、車が2列になっていたりとよくわかりませんでした(笑)

あと、イタリア人はウィンカーの存在を知らないらしいです。

使っている人は、ほとんど見当たりませんでした。
でも、何となく曲がるタイミングが分かりましたので、イタリア人はすごいと思いました

ちなみに、車にはちゃんと装備されていますし、私は使ってました・・・

そんな、不安を抱えながらも街中から郊外へ脱出します。

街中から脱出できれば、あとは幹線道路をひたすら走るだけ、ここの部分は道路も広くて日本よりも走りやすいです。

まずは、田園風景が広がる幹線道路です。 ここからはナポリの市街地までの信号はほとんどありません。

時々、ラウンドアバウトと呼ばれる円形の交差点があるのみです。 この交差点、体験してみて感動しました。車を止める必要がほとんどないので、スムーズに交差点を通過できますので時短になります。
また、ストップ&ゴーも少なくなるので燃費もよくなります。

日本でも、市街地の中心部以外には積極的に導入してほしいと感じました。

そんなことを思いながら、車を走らせていると、時々道端にパラソルの下に椅子を置いて、座っている女性がちらほら・・・・ 服装も露出度が高く怪しさ満点の人が車へ合図を送っています。

恐らく、立〇ぼと思って、後程調べてみたら当たりでした。 一体、畑の真ん中のどこでお仕事するのか気にはなります(笑)

そんな不思議な田園風景を抜けると、いよいよ海岸沿いの道路です。

この日は天気にも恵まれ、青い海と最高のドライビング日和です。



日本でいえば、新潟県の国道352号、402号に近いですが、車道が広くて直線が長い分、こちらの方が快適でした。

そんな景色に見とれているうちに、ナポリ市街へ入っていきます。

2.ナポリの市街地はカオス ~Googleマップ様 安心のルートを教えて下さい~


ナポリはイタリア有数の都市であることは、言うまでもありませんね。

それはつまり、車の数も多いということ。
そして、トラブルも多くなることを意味します。(笑)

まずは軽いジャブ打ちの1車線、2~3列走行です。

しかし、そんな洗礼は、もうS.Aに通用しません。
自慢ではありませんが、運転スキルには自信があります。初めて乗る大きさの車でも、左ハンドルでも1時間乗れば、自分の手足のように扱えます。 
日本国内でも、運転が○○いと言われる地域でも、気張らずに運転できるのです。

しかし、イタリアはS.Aの想像のはるか上をいきました。
というか、Googleマップさんの誘導した道が上級者でした。

それは、路面電車です。 いやいや、日本でも路面電車あるでしょ?と思った皆さん。 確かに私の地元の神奈川でも江ノ電、広島や長崎でみたことはあります。

しかし、イタリアの路面電車は別格です。 なぜなら、退避区間がないから・・・・

いや、側道という退避区間があるのですが、入り口を探すのも難しいうえに路駐が多いという難易度です。

加えて、退避区間に入るとGoogleマップさんが経路再案内をせず、線路上を走行するまで案内が止まるハプニング付きです。

路面電車・進路・イタリア人の自由な運転のジェットストリームアタックに、さすがの国内百戦錬磨のS.Aもテンパりました。 
しかし、テンパりは事故のもと。 近くにあった僅かなスペースに一度、駐車をして冷静さを取り戻しました。

そんな、路面電車の洗礼を受けたS.Aですが、更なる洗礼を受けます。

それは、慣れたラウンドアバウトでのできごと。

通常、イタリアでは右端を走っていれば何も怖くはありません。

ラウンドアバウトは反時計周りなので、右端を走れば出口で他の車を気にする必要はありません。
イタリアの交通事情では、日本のような譲り合いはありません。

空いた隙間に入る!! 入られたら譲る!!の精神ですから。
そして、この塩梅が非常に難しいわけです。

正直、私は事故になる気しかありませんでしたので、イタリアの道を走行する際に必ず右端を走っていました。

しかし、変則ラウンドアバウトが登場。S.Aは右端を走行していたのに、ラウンドアバウト手前で右から2番目の車線に自然と追いやられる展開に。

つまり、ラウンドアバウトの中で車線越しの右折、または右車線へ車線変更しないといけないことになります。

前の流れを見て、前者は100%無理と感じたS.Aは後者を選びます。

ドキドキのラウンドアバウトへ突入。車線変更のタイミングを計ります。 そして、一瞬の空いたスペースを発見!! このチャンスを逃すかとウィンカーをしっかりと出して(イタリアで意味があるかは不明ですが・・・)突入したその時、右後ろの車が急加速します。
S.Aの車は前半分が、すでに車線を跨いでます。
ブレーキをかけると、今度は後ろから掘られるので、ブレーキも踏めず・・・

S.A:あ、終わった・・・ これはどてっ腹に突っ込まれる。 海外で事故とかオワタ

この瞬間、時間が遅く流れたのは言うまでもありません。 皆さんも経験ありますよね? 時間はゆっくり流れて、思考はできるけど、身体が動かないやつ。

しかし、間一髪で突っ込んできた車が急ブレーキでぶつかることはありませんでした。

S.Aとしては、事故を覚悟していたので拍子抜けでしたが、突っ込んだ車のドライバーは涼しい顔。

これが、イタリアです。 S.Aは国内でこれまで、運転でヒヤッとしたことは数多くありまが、これは段違いの1位でした。 

拍子抜けしたS.Aは、無事にナポリの市街地を抜けてアマルフィへの道を進みます。

3.ナポリからアマルフィへ ~こんな道を通るの?~

無事にナポリ市街を抜けたS.Aは、アマルフィへ最後の山越えをします。

よく、アマルフィの写真で町が崖に面しているものがよくありますよね?
その崖の裏がナポリで、その山を越えていきます。

写真でも分かる通り、切り立った山なので、道はかなりの勾配です。 ギアを常に2か3で駆け上がるイメージ状態でした。また、ここからは幹線道路もないため、道が急に狭くなります。日本の路線バスとコンパクトカーがギリギリすれ違えるくらいの道幅とジェットコースターのような急カーブです。

ナポリ側の山からの景色

これでもまだ、ナポリ側の道はマシです。

問題はアマルフィ側です。

道がさらに狭くなり、路線バスとほぼ同じ車幅の道が続きます。
そして、そこを路線バスが通ります。しかも、一方通行ではありません。

つまり、すれ違えないわけです。 正直、乗用車同士でもすれ違えません。

でも、すれ違わないといけないわけです。

では、どうするのかというと、狭くなる前に誘導員がいて、その人が指示するまで待つのです。

この道路事情のおかげ、アマルフィまであと数kmのところで、長い渋滞のお迎えです・・・

私はsmartでしたが、それでもアマルフィの狭い道は緊張しました。 そんな道をさっそうと駆け抜ける路線バスの運転手は一体、何者なのでしょうか・・・  
私には、ハリーポッターにでてくる魔法のバスかな?と思わせるくらいです。


そんな、緊張の場面を突破すると、そこには綺麗な地中海、反対側には崖沿いにできた綺麗な街並みのお出迎えです。 私には、厳しい冒険を終えた先にある宝物のような景色、そして感動でした。

感動しながら、まずは車を駐車場に止めます。
ホテルに駐車場はなかったので、公共の駐車場Luna rossaを活用しました。
ここは24h料金もあるため、長時間駐車では、ここが1番安く、台数も多いので満車になることはないと思います。値段は観光地なのに13ユーロ/24hは格安です。

24h利用の場合は、前払いです。基本的に支払いは機械で行うのですが、24hのみ受付で人に払います。
最初、この仕組みが分からず、機械の前でシドロモドロしていると、

受付の人:そこの人~ 24h利用はこっちだよ~

やっぱり、イタリア人は優しい。
丁寧に案内してくれました。

これで、無事に車も止められましたが、時刻はもう、夕方5時過ぎです。

この後、夕方から翌日の昼間までアマルフィを観光です。
その内容については、また別の記事で書きます。

今回の記事では、私のイタリアのドライブ経験を基に交通事情を合わせて書きました。
はっきりと申しますが、日本での運転に自信がない方は、イタリアでの運転はお勧めしません。

しかし、自身のある方でしたら、イタリアの景色を見ながらのドライブは格別です。


この記事が少しでも、お役に立てれば幸いです。

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