こんにちは!!S.Aです。
今回は先日に履き替えたスタッドレスタイヤで雪道を走行した体験を書いていきます。
※アイスガード6のステマではありません。
なお、東北地方では冬季にスタッドレスタイヤ、チェーン(それに準ずるもの)を装着せずに公道を走行した場合は、条例で違反となり、切符を切られます。ご注意下さい。
1.FR車に関する色々な噂~雪国でFRはやめとけ!!は本当?~
S.Aが装着したスタッドレスタイヤはヨコハマタイヤのアイスガード6。
ヨコハマタイヤのフラグシップモデルになります。
詳細は、前のブログに書いてますが、選んだ理由というかサイズ的に選択肢がなかったのでアイスガードになりました。
M2を買った時、「冬は倉庫番」、「スタッドレスも無意味」、「普段使いで中古の軽自動車を買っとけ」といった、いわゆる「雪道はやめとけ」でした。
東北では信仰のように冬季のFR車に対する印象が最悪なのですが、実際にはどうなのでしょうか?
結論から言うと、M2でアイスガード6を装着すると走行できます。
ただし、3急を絶対にしない安全運転を心がけていることが大前提です。
(ちなみに、3急とは急ブレーキ・急ハンドル・急加速とJAFの人に聞きました。)
2.慣らし運転と街中での雪道走行~サラサラ新雪とシャーベット~
先日に装着したスタッドレスですが、このままでは本来性能の6~7割しか発揮しません。
スタッドレスは氷上性能を高めるため、タイヤの表面がメーカー各社で開発した特徴的な目に見えないデコボコ形状となっています。
このデコボコが新品の状態はツルツルなのですが、慣らし運転を100Kmから200Kmすることで、表面を少しだけ削ってデコボコになります。
この状態で初めて100%の性能を発揮できるようになるわけです。
他にも理由がありますが、スタッドレスには慣らし運転が必要となるわけです。
そんな理由でスタッドレスを装着した翌週に慣らしを考えていたら、その週にドカ雪をS.Aの待ちに襲います・・・
翌日が平日にも関わらず、仕事から帰って慣らし運転です。
S.Aにとって100Kmは近所なので、軽い気持ちで考えていましたが、すでに路面は新雪とシャーベットが入り混じった状態です。しかも、一部は早くも凍結気味です(笑)
家の前の道路は、新雪とシャーベットのため周りからのFRに対する信仰にドキドキしながらも、駐車場を抜け出してみましたが、全然問題ありませんでした。
しっかりと、タイヤは路面に食いついて、滑ることは一切ありません。
1桁国道まで行くと、完全なウェット路面のため、警戒?軽快?に深夜ドライブでタイヤを削っていきます。
無事に片道50Kmくらいの慣らし運転を終えたところで、家に帰ります。
行きより、コンディションは悪くなり、完全に凍結した路面が目立つ状態となっていましたが、
3急をしない運転をすることで全く滑らずに家へ帰りました。
3.凍結路面での性能調査~ゲレンデに行くという無謀な挑戦?~
S.Aはスノーボードも趣味にしており、毎シーズンゲレンデでくりだしてます。
昨年は、友人の四駆車に同乗していたのですが、相次ぐ結婚ラッシュで遊んでくれなくなり、S.Aもスタッドレスを買ったので、凍結路面の性能調査も兼ねてゲレンデに行きました。
場所は、米沢の米沢スキー場です。
会社の周りからは、「自殺行為」、「事故らない方が奇跡」、「車がもったいない」などの散々の言われようでしたが・・・
そもそも皆さん、FR+スタッドレスで運転したことないくせに、よお語りますな(怒)
と口に出さずとも心で思ったS.Aです。(笑)
ルートは福島県側からの東北中央自動車道ルートです。
福島県までは所々に積雪やシャーベットがありましたが、前日の雨と気温でウェットでした。
正直、この時のS.Aは「米沢も融けてんじゃね?」と考えていました。
福島県と山形県の県境は長いトンネルの先にあります。
トンネルを抜けた瞬間、
「あ、これはヤバい・・・」
とS.Aは感じました。
路面がカッチカチの凍結+猛烈な吹雪による視界不良という極悪のコンボです。
凍結路面、見えない前方車両との距離感と神経を配るところが多すぎ、運転大好きなS.Aといえど辛いコンディションです。
とは言え、3急を意識しながら運転していましたが、危ない挙動は感じませんでした。
時々、後輪が横滑りしたり、前輪の制御が怪しい場面もありました。
しかし、太いタイヤゆえに轍で暴れていたのか、滑っていたのかよく分かりませんでした。
高速を降り、凍結した山道もグングン上っていきます。
時々、カーブで後輪が滑りましたが、目視で駆動方式に関係なく滑ると分かるスケートリンクの路面コンディションでしたので、徐行と滑る前提で走行していれば焦らずにクリアーできした。
そうこうしている間に米沢スキー場まで到着しました。
肝心のスノーボードですが、猛吹雪だったので中止です。
到着して、3分で引き返しました・・・・
帰りの下り坂はエンジンブレーキを活用しながら速度を抑えることで、無事に帰宅できました。
4.まとめ
アイスガード6を装着したFR車のM2に新雪、シャーベット、凍結路面を走行してみました。
結果は3急さえ守れば、FF車や4駆と大きく変わることなく運転することができ、ゲレンデにもいけました。
もともと、BMWは車体の前後比が50:50のため、FRながらも雪道に強いとは記事やディーラーからも聞いてましたが、実際のところは、その通りでした。
しかし、国内には、さまざまはFR車やBMW車が流通してますので、必ずしもアイスガード6なら大丈夫という保証はありません。
また、今回より過酷な路面やタイヤのコンディション、運転の仕方によっても異なります。
スタッドレスの装着時に専門家からタイヤコンディションを聞く、安全運転を心がけることをお願いします。
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