実はハードルの低いイタリア旅行!!滞在費は意外と安い?その実態!!イタリア旅行1日目~様々のトラブルとイタリア人の優しさ~

旅行
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こんにちは!! 著者のS.Aです。
前回は安いながらも上質なサービスの航空会社、カタール航空について書きました。
今回は、そのカタール航空で渡航したイタリア旅行についてです。

ちなみに渡航時期は2019年11月上旬で渡航制限前に行った記事となります。
国内もそうですが、世界中で一日も早く新型コロナウィルスの影響が収まることを祈ります。

1.今回のイタリア旅行の概要

今回のイタリア旅行の主な目的はローマからアマルフィまでの海岸線ドライブです!!
趣味全開で需要あるか分かりませんが、最後までお読みいただけると幸いです。

さて、なぜアマルフィが最終目的地に設定したかと言いますと、一度は世界一美しい海岸線をこの目で見てみたかったからです。また、アマルフィのアクセスは世界的な観光地のわりに良くないです。ローマからはソレントやサレルノまで電車、そこからのバス、または海路になります。
結果論ですが、アマルフィにはまた行きたい!!と思いましたが、レンタカードライブは御免かなと・・・
詳細は本編で。

今回は旅行の経験を通じて感じた、一般的な旅行の観点である安全性・物価・人柄・料理などについて書いていきます。

2.今回の旅程

イタリア旅行の旅程は2泊3日の超弾丸旅行です。私の旅行は基本的に弾丸で、行ってみて良かったと感じたら、後にゆっくりと複数回いくスタイルです。今回のJALの上級会員を目指したこともあり(JGC修行)、余計に短くなってます。とは言え、イタリアへの観光渡航でこんな旅程を組む日本人は過去に何人いたことか・・・

・1日目:ローマ市内観光
・2日目:ローマからアマルフィへ移動&観光
・3日目:午前中はアマルフィ観光、午後にローマへ行き夜の便で帰国

では、時系列に沿って、書いていきます。

3.到着から車を借りるまで ~緊張の入国審査と吠えるガードマン~

トランジットの待ち時間を含めて、日本から出発して約20時間。 カタール航空の上質なサービスで移動中は気になりませんでしたが、よくよく考えるとかなり長いなと思いました。
日本を夜に出発するとドーハには早朝、ローマには午後に到着します。そのせいか、普段は時差ボケしやすい私も、そこまで大きく気になりませんでした。

そして、ドキドキの入国審査。私は学生時代、アメリカへ行った際にシドロモドロの英語を喋った結果、別室送り(日本語できる人が来るまでの待合室と後程知りましたが・・・)のトラウマからいつも、ここは緊張します。

昨今、オーストラリアなどの一部の空港では日本のように信頼されているパスポート所有者は入国審査を自動で実施するところもあります。 しかし、イタリアは対人です。前に並んでいる人たちは質問に答えたうえで通過してます。並んでいる間、アメリカのトラウマがフラッシュバックしながらも一通り、聞かれそうな答えは用意して臨んだ結果は、

まさかの何も聞かれず、パスポートにスタンプからの笑顔で終了・・・

拍子抜けしました。 やはり、日本人って外国からの信頼度の高さを感じますし、信頼を築き上げた先人達に感謝と尊敬です。

さて、無事に入国審査?を抜け、レンタカーを借りに行きました。

今回は事前にRentalcars.com経由でGoldcarを予約してました。カウンターでアプリの画面・パスポート・国際免許証・デポジット用のクレジットカードを提出した後、書類にサインで終了です。

ここで1度目のトラブル

書類も見たとき、内容と金額がRentalcars.comと同じだったのでスルーしてしまったのですが、実は支払い済み情報が先方に伝わっておらず、現地払い契約にサインしてしまったのです・・・
後程、ダブって請求がきて、問い合わせしましたが、Rentalcars.comもGoldcarも海外の企業なので「サインしたから無理」の1点張りで返金してもらえませんでした。
皆様、海外での書類はしっかりと確認しましょう。幸い、大した金額でもなかったので授業料として割り切りました。

Goldcarの窓口の方は、そのミスを除けば、凄く丁寧に対応してくださりました。海外で初めての運転ともあり、予約時に一番小さいFiat500で予約しましたが、「あなた、小さい車がお好み?もっと小さい車あるよ」と聞いてくれたので、お願いしました。結局、smartだったので、「変わらんねーじゃん!!」と思いましたが、ここはイタリアです。そこもご愛敬です。
車の用意までは、窓口での雑談タイム。日本のことやイタリアの道路事情なんか話しが盛り上がりながらも、なかなか車来ないなあと思ったら、準備を任された人も一緒になって喋ってました・・・
イタリアに到着して2時間ほど、こんなゆるいイタリアが好きになってきました(笑)

さて、車を受け取って、宿泊予定のホテルに向かおうと駐車場を出発しようとしたときに本日2度目のトラブルです。

出庫ゲートが開かない・・・

レンタカーの駐車場は、空港の一般駐車場の一部にあり、出発するときは一般の車と同じ出庫ゲートを使います。車を受け取る際に専用の駐車券?を渡されるのですが、これが認識されません。
後続からはクラクションの嵐・・・ ゲート備え付けのインターフォンに話しかけるも応答せず(笑)
途方に暮れクラクションをBGMに色々と考えていると、ガードマンぽい人が登場。 

ガードマン:どうしたの?
私:ゲート開かないの。
ガードマン:そんなときは、インターフォンで伝えればいいのさ(と言ったと思う) 
ガードマン:インターフォンに話しかけるも無反応→ブチ切れて無線に吠える→ゲート開いて、笑顔で見送り(笑)

色々とありましたが、公道へ出られ、まずはチェックインのためにホテルへ向かいました。

ちなみにイタリアの道路事情このような感じです。
・左ハンドル、右車線走行
・ペダルは右からアクセル、ブレーキ、クラッチと日本と同じだが、ウィンカーとワイパーが逆
・片側1車線なのに余裕があれば勝手に2車線となる。(主観)
・ウィンカーの使用率低め(主観)
・レンタカーはMTも結構多い

日本での場合、左ハンドルは運転に違和感を覚えますが、完全にあべこべの右車線走行、左ハンドルはすぐに慣れました。気を付けるべきポイント自体が全て同じと気づけば、日本と同じ感覚で運転できます。

どちらかとい言うと、イタリア人の運転の上手さ(自由すぎる)に合わせて走行する方が100倍難しいと感じました。

4.リッチなホテルもポイントでタダ宿泊。~SPGアメックスの恩恵~

色々とありましたが、レンタカーでホテルに向かい、無事にチェックイン後にローマ観光へ。
宿泊したホテルはローマ・マリオット・パークホテル。
シェラトン、リッツカールトンと同じグループの一般的には良いお値段のホテルに分されるところです。
その、デラックスルームに宿泊しました。いいお部屋でした。

実際に宿泊したお部屋
ホテルからの眺め

しかし、こんなラグジュアリーなホテルに宿泊しましたが、私は1円も払ってません。だたでさえ、JGC修行で正規料金の搭乗券ですから、そんなホテルに泊まるお金もありません。そもそも、このブログのタイトルにありますが、20代の会社員が泊まれるホテルではないです・・・

無料で宿泊したからくりは、旅行でお勧めのクレジットで話題となるスターウッド・プリファード・ゲスト アメリカンエクスプレスです。後日、このカードの記事は作ろうと考えてますが、このカードは貯まったポイントでホテルに宿泊できます。日々の生活を、このカードにまとめると、このような高級ホテルにもポイントで宿泊できるようになります。もちろん、マイルへの移行も可能です。

すごい非日常を感じられるローマ・マリオット・パークホテルですが、ふと視線を横に向けると・・・

380トヨタ自動車@ローマ

TOYOTA 笑
さすが、世界のTOYOTAです。急に日本を感じる瞬間でした(笑)
さて、TOYOTAを感じたところで、ローマ観光へ向かいます。
ローマ中心地までは、最寄の駅から電車移動です。念のため、最寄の駅の位置をロビーの案内係の方に聞きましたが、そこで衝撃の事実が判明します。

ロビーの人:駅に電車の切符が売ってないから、事前にホテル内の売店で買ってください。

最初、聞き間違えたと思いましたが、調べてみると・・・ 本当でした。
ローマでは、売店など色々な場所で電車とバスが一体型の券が販売されています。
日本と違うのは、乗り降りの回数ではなく、時間単位で買えることです。
日本でいう観光地の周遊切符に近いですね。しかも、それが1.5ユーロ程度と激安です。そんな、激安で公共交通機関の切符ですが、場所によっては駅で売っていないこともあるのだそう。駅なのに不思議な話です。
ということで、ホテルの売店で切符を購入しようとしたら、

売店の人:現金のみです。

まさかのホテル内の売店で現金のみって・・・ この時、まだユーロを持っていなかったので、しぶしぶホテル内のATMで現金を引き出し、売店に行くと、

閉まってる(笑)

売店を出て、5分も経ってません。時間も16時くらいで営業時間内です。すぐに現金持って戻ってくること知ってるのに・・・

とりあえず、売店の電気がついてたので、10分ほど扉の前で待っていると従業員さんが涼しい笑顔で帰ってきました。そんなこんなで格安のチケットを片手に最寄の駅まで歩きます。

駅前に大量の車が路駐しているイタリアならではの光景を横目に無人駅のホームへ向かいます。

果てしなく続く路駐の列

5.イタリア人の優しさと日本人の狂気と美しいローマの街並み

駅に着くと、そこは無人駅でひっそりと片隅に切符を切る機械がありますので、切符を切ります。
ここで、切り忘れると降りる時にバレて、最悪は罰金を取られますので気を付けましょう。

さて、電車に乗ったS.Aですが、車内は少し古い感じに目をつぶれば快適でした。スリとかに気を付けてましたが、そもそも郊外への列車は乗車率も低く、しばらくは車両内でボッチでした。

ローマ市街地へ行くにあたり、乗り換えが発生するのですが、ここで本日3度目のトラブル発生。

乗り換えの駅で乗り換え先まで歩いていると、急にガタイのいいガードマン風のおじさんが通せんぼします。

おじさん:〇△□×〇△□×〇△□×〇△□×〇△□×〇△□×!!!

怒鳴っているのかな?と思うほどの勢いで喋っているのですが、全編イタリア語のために全く意味不明・・・
しかも、そのガードマンが全然通してくれないため、途方に暮れていると、

???:どうしたの?(英語です。)

と、声をかけられたので、振り向くと爽やかなイケメンなお兄さんがいました。そして、そのお兄さんがガードマンの言葉を全てイタリア語から英語に訳してくれました。
その内容は、「この先の地下鉄が故障で運休している。振替のバスが外にあるから、それに乗るといい」とのこと。見ず知らずの外国人に対して、積極的に助けてくれるイタリア人の優しさに涙でした。
しかも、イケメンとか非の打ち所なし。

そんなイケメンお兄さんに教えてもらったバス停へ。

しかし、ここでもトラブル発生です。 

バスが全く来ない・・・ 

人は集まっているので、場所は間違っていないようですが待てど暮らせど1時間以上経ってもこない・・・

まぁ、ここはイタリアですから、覚悟はしてましたよ。でも、地下鉄運休の振替なんだから、もう少し頑張ってよと思っていると、ようやくバスのご登場ですが・・・

ものすごい乗車率(笑) 例えるなら少し前の小田急の町田-代々木上原の快速の乗車率(ローカルネタ)
要するに、足の踏み場もない状態です。 
そのバスを見て、多くのイタリア人が乗車を諦めるなか、私は乗りました。だって、次のバスがいつ来るかわからないし、日本人なめるなと。
案の定、S.Aが突撃すると罵声の嵐です。色々と聞こえましたが、イタリア語なので分からないと開き直ろうかと思ってたら、「Are you crazy!?」、「Don’t get on」とか英語でもチョイチョイ言われました(笑)

そんな満員バスに揺られながら、有名なコロッセオの横を通りながら徐々に中心地へ近づいていくと、日常と隣り合わせの世界遺産にただ、驚くばかりです。 町全体が映画のセットと思わせる美しさは感動でした。

ローマで一番大きな駅のテルミニ駅バスを降り、電車でバチカン市国へ向かいました。目的はもちろん、「サン・ピエトロ大聖堂」です。
到着して、すぐに思ったことは「圧倒感」です。神秘的でスピリチュアルな感覚もあり、これを適切に表現できる言葉を私には持ち合わせていませんでした。 そんな、「サン・ピエトロ大聖堂」ですが建物の中も見学できるため、すぐに向かいました。

中に入るためのゲート閉まってる(笑)

時計を見ると18時20分です。最終入場は18時です。当初の予定では、17時前に到着できるように予定を組んでいたのですが、ここでの数えきれないトラブルで時間が押し押しの結果、間に合わないず・・・

夜のサン・ピエトロ大聖堂

仕方なく、外観だけを見て満足し、門限のないスペイン広場やトレビの泉まで散歩しました。
途中、色々な教会などがあるため、総距離的には3km程度もあっという間でした。

街中の様子
「ローマの休日」で有名なスペイン広場
凄い人込みの「トレビの泉」

歩いている途中、小腹も空いたためにピッツェリアに立ち寄りました。
店の決め手は、店先で暇そうにしていたお姉さんが話しかけてきて、日本のアニメで話が盛り上がり、ついでにピザを食べるという流れです。(笑) 一応、店の中を確認して、地元のお客さんがいることも確認してます。
S.Aの店決めは基本的に適当です・・・ 結果、この店にして大正解でした。

とりあえず、初めてのちゃんとしたイタリア飯は王道のマルゲリータと食後にエスプレッソでした。
出されたピッツァの大きさにびっくり!!薄い生地とは言え、1人前が日本ではLサイズとMサイズの中間くらいです。味は本当においしい。日本よりいい意味でトマトの酸味が強く、それを包み込むチーズの乳感と生地の食感が絶妙です。そして、そこにワインとのコラボレーションと言いたいところですが、S.Aは残念ながら下戸です。お水をお供にピッツァを食べて、エスプレッソでしめました。 そして、お会計をしたのですが、金額をみて驚きました。

マルゲリータ
エスプレッソ

少しメインストリートから外れているとはいえ、観光地でピザとエスプレッソで15ユーロです。
市街地で観光地なのに、この値段です。

美味しいピッツァとエスプレッソに満足しながら、またまたテルミニ駅まで散歩です。道中、一般の住居にも関わらず歴史ある建物やセレクトショップを横目に雰囲気を味わいました。

おもむきのある道路

そして、テルミニ駅からホテルへ帰って、一日目が終了です。

ご覧の通り、初日から色々とトラブルに見舞われたS.Aです。
一方で、イタリア人の優しや気さくな人柄にも触れ、良い一日だったと感じて終わりました。
さて、途中から気づいた方もいるかもしれませんが、イタリアの物価は安いです。
S.Aの旅の過ごし方では、この日に使った金額はせいぜい、25ユーロと日本円で3000円程度です。
もちろん、値段を上げようと思えば食事等でいくらでも上げられます。
しかし、3000円程度も満足できるのもまた、イタリアの魅力でもあると思います。

ここまで長文を読んで頂きまして、ありがとうございます。
次は2日目の出来事を書いていきます。

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